サッカーで必要な体力
感覚調整力に含まない体力トレーニングです。
スピード、持久力、瞬発力、パワーなどがあります。
ただし、6‐12歳ではなるべくボールを使ってサッカーのプレーに近い形で行います。
まずこの5つの要素を年間何分行うかを決めてください。
これを決めるために、5つの要素の年代別比率を決めてください。
この比率は、年代の特徴に応じて何が一番重要視されるかなど今までの研究の結果算出されたもののなのです。
たとえば6‐8歳では年間90時間の練習を行います。
これは1回の練習時間90分に年間練習回数60回を掛けて出された結果です。
これを1日の練習に振り分けていくのだが、この比率がそのまま1日の練習の比率になるわけではないということも覚えておいてくください。
さらに、この分類とは別にプレーを次の4 つの要素に分けて考えましょう。
走ること
これはボールを持っていない場合と持っている場合が考えられるので、場合分けしましょう。
ボールを持っていないときの走りは、単に走り方を改善するということもありますが、例えばバックステップとかサイドステップ、クロスステップなどのステップワークで走るものや、一度違う方向に動いておいて突然方向を変え動くといった「マークをはずしていく」ような動き方も含まれています。
さらに、2人や3人でまったく同じ動きをするとか、対称の動きをしたりすることもあるのです。
ただポジションの移動(ポジショニング)と違って戦術的な要素は含まれないということです。
ボールを持っているときの走りはほとんどボールコントロールということになります。
ただ、これは戦術的には、どんなボールコントロールをするかとか(つまり敵選手が右にいるから左に運ぶとか)ドリブルで抜いていくかとは離して考えていきましょう。
イタリアでは敵選手なしで行うボールの運びをボールコントロール、敵選手を抜いていくボールの運びをドリブリングと明確に分けているようですね。
ボールを送る、移動させる
パス、ヘディング、ボールコントロール、ドリブルなどがこれにあたることです。
単に技術としてではなく「いつ」、「どんな技術を使って」ボールを送るかという戦術的なものが含まれています。
例えばクロスボール、スルーパスなどラストパスをイメージしたものなど様々な状況でシュートに結びつけるためのプレーなども含まれていますよ。
また、「走ること」のボールを持ってのプレーとは区別しています。
戦術的要素を含んだボールコントロールやドリブルが含まれていますよ。
ボールを受けること
いわゆるトラップということだが、敵選手がいる状態で「方向」や「どのタイミングで」など状況に応じた戦術判断を伴うものなども含まれています。
ポジションの移動(ポジショニング)
これは「走ること」とは違って、戦術的な選手の移動がポイントとなってきます。
例えば、スペースに向ってボールが出る状況で移動するときには「いつ走るのか」、「どれくらいのスピードで走るのか」、「どこでボールを受けると有効か」など、あらゆる戦術的な要素を含んだ移動も区別して含まれています。
実際の練習ではこの動きの要素と、①体力②技術③局面の戦術④感覚認知⑤試合を関連付けさせて行っていってください。
それが効果的な練習方法です。